私たちの“からだ”は、知れば知るほどミステリアス! 五〇歳に手の届くころから生命科学のおもしろさに目覚めた私の実感です。自己免疫、ストレスタンパク、HLA(ヒ卜白血球型抗原、白血球の血液型)など。科学の言葉はとかく敬遠されがちで、頭から難しいと決め込んでいる人が少なくありません。けれど、起伏に富んだミステリーは、登場人物の名前や性格を把握し、その関係を知 ってこそおもしろく読めるというものです。耳慣れず、読むのにもてこずる外国の地名や人名も、筋書きをたどるうちに、いつの間にか覚えてしまった、という経験がおありではないでしょうか。ストレスという語は、れっきとした生理学用語ですが、いまでは日常語になっています。コラーゲンという文字も、化粧品のコマーシャルで見ることが、珍しくなくなってきました。またDNA(デオキシリボ核酸〉は、新聞報道などで、「犯人割り出しの決め手になった」などという記事で、たびたび登場しています。 コラーゲンもDNAも、生化学や分子生物学の学術用語です。知らないうちは難しく感じる言 葉も、慣れれば自分のものになり、使ってみれば便利です。体のこと、健康のこと、それをまな板の上に乗せて料理しようというのが分子生物学や生理学 で、ミトコンドリアも ATP(アデノシンミリン酸)もその 用語です。この分野の一言葉を覚えな ければ、生きること、病むこと、老いること、そして死ぬことまでをも引っくるめて書いてある”自己”という書物に、いったい何が記されているのか、読み取ることはできません。
たった一冊しかない”自己”という書物を、投げ出したり、他人任せにしてしまうのは残念なことではありませんか。 分厚い”自己” という書物の 、わずか数ページに書かれてあることしか利用しないで暮らしていると 、脳の八Oパーセントが空き家になってしまうそうです。そういう脳ではボケが起こりやすくなっても仕方がありません。もっと先のページまで読み進んだら、脳の空き家を埋めたり、ガンという自己破壊分子の出現 を阻止したりする方法が見つかるはずなのに…。“健康で長生き”は日々の身体を整えて大事にすることです。当サイトでは健康法を伝授します。その一つが整体と著者は考えておりす。当サイトで健康について改めて勉強していただき、長生きをして人生を楽しんでいただける人が一人でも増えたらうれしく思います。